現実

MamaとRei-kunは2011年の4月末に、ワタシ自身は2011年の5月末にインドネシアのバリ島へ移住しました。これは2011年3月11日以前から計画していたことで、被曝を恐れて疎開したわけではありません。

つい先月までワタシは、

「政府が発表しているとおり原発の直近以外では放射線の影響なんてあり得ない。」

「年間線量といっても365日24時間外にいるわけではない。」

「わざわざ疎開するほどのことではない。神経質すぎる、キ○○イじみてる。」

「ここのような途上国のほうが排気ガスや食品や井戸水が不衛生で日本よりよっぽど危険だ。」

「俺たちの世代は米ソの大気中核実験でいっぱい浴びてるはずけど、まだ元気に生きてるじゃん。」

と、考えていました。

また、チェルノブイリの避難勧告地区に住んで、ヤギを飼ってその乳を飲んでいるおばあさんの映像を見て、

「なんで移住しないんだろう、無知って怖いよね。」

って思ってました。

でも一方で、原発反対なんて、

「交通事故で人が死ぬからクルマに乗るな。」

とか、

「事故が怖いから飛行機に乗らない。」

というようなもんで、便利な道具があるのに危険性を恐れて使わないのは人類の進歩に逆行するものだと考えていました。

しかし、ここバリ島にも、すでに数十人の日本人の方々が被曝疎開していることを知り、また、その中の一人の方と直接お話しさせて頂いて、今までの無関心を改め、自分自身で情報収集してみることにしました。

そして、以下のサイトが目にとまりました。

IAEAとWHOの狂気 - YouTube (スイスのTV番組-日本語吹き替え)

移住の決心。柏市からの避難。放射能から退避。

飄(つむじ風) (東京湾の現実「魚の放射能汚染状況と奇形魚」)

藍藻の恐怖 真実は誰も知らない 茨城県日立市 Ignorance is a bliss - YouTube

New World | 新世界 (ウクライナでは0.11マイクロシーベルト超えで疎開・移住する権利がある)

フランス外務省の在日フランス人への勧告 (日本語訳PDF)

放射能汚染している東京で安全に暮らす方法

原発関係者の不審死 (もしこれがホントならかなり怖い。)

バリ日記 (バリ島に疎開された方々へのインタビュー)

この中には誇張や事実誤認もあるかもしれません。かなり信じがたい内容のものもあります。

ワタシは今、「低線量長期被曝はどのくらいあびたらどうなるのか、まだはっきりわかっていない。」と思っています。
今の東京のレベルの線量の中で5年間暮らしたら、「なんでもないかもしれないし、異常が出るかもしれない。」
だから、自分の立ち位置を変えて、東京や横浜にいる親戚や友人に対して早く子供たちを少なくとも箱根以西、仙台以北に移すことを薦めています。汚染地域で生産・採取された食品に気をつけるように薦めています。

また、こちらバリ島へ疎開したいという方がいらっしゃれば、可能な限りお手伝いする所存です。そういった方々のためになるべく早く長期滞在用アパートを建てられるよう努力するつもりです。

あのときの枝野さんのセリフ、「ただちに健康に影響を及ぼさない。」という言い方は、確かにウソではありません。低線量長期被曝は、ただちには健康に影響を及ぼさないのです。何年もかかって子供を、また、その子供が産む赤ちゃんをむしばんでいくのです。

もう2度とあのキャンプ場には行けないのか?

もう2度とあの公園で遊べないのか?

もう2度とあそこの作物は食べられないのか?

もう2度とあの海の魚は食べられないのか?

もう2度とあの街に住めないのか?

と思うと身を切られるような思いがします。信じたくありません。考えたくありません。

でも、子供たちの未来のために現実を直視して下さい。誰がウソつきで、誰が本当のことを言っているのかは、誰かに訊くのではなくて、自分自身で判断して下さい。

◎ 低線量長期被曝の子供たちへの影響と、関東甲信越・南東北の本当の汚染状況に関してご自身で情報収集して下さい。

◎ チェルノブイリから数十Km離れた避難地域で事故からすでに四半世紀経過した今おこっていることを直視して下さい。。

◎ 子供たちの将来の健康をなによりも優先にして下さい。


原発再稼働反対の声をあげるのも、もちろん重要なことだと思います。でも、まずは子供達を疎開させましょう。安全性よりも経済性を優先してしまう、原子力を使うには未だ幼稚な社会、政府、企業なのです。今やめるつもりはさらさらないのですから、これは相当の長期戦になります。

線量情報を隠して大丈夫だと言い続ける政府は、大本営発表で敗色を隠していたときの政府に似てると思います。

福島浜通の子供たちでさえも疎開させない政府は、学徒兵に特攻を強いたときの政府に似てると思います。

まるで夢か映画の中の話のようです、でも、残念ながら現実です。

子供たちの未来を真剣に考えるならば、「たぶん大丈夫だろう」という声に従い、数年後に発症した子供を前に、死ぬまで後悔するよりも、「危険かもしれない」という声に従い、仕事や生活を再構築しなければならなくなったとしても、数年後に「やっぱ、とりこし苦労でよかったね、でも私達は子供の為に最大限努力したよね。」と言ってる方がよっぽどいい、

と、ワタシは思います。


もしよろしかったら バリ島疎開応援 ご覧下さい。


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コメント

興味深く読みました。今の日本のアレルギーの原因のほとんどは、微量被爆と添加物という意見もあります。

先日は、新聞紙面にて、さらっと、”60年代、70年代の核実験の際のチリが日本に積っていた”ということが書かれていました。場合によっては、かなり高濃度だったようです。

60年代以降に生まれた人々は、いわば、核実験による微量被ばくと、食品添加物、保存剤などの体内蓄積の実体験をしてきているわけで、3.11福島をきっかけに、様々なことが表面化してきたのは、健康や環境を自分のこととして考えるきっかけに深く結びついたと思います。

これから自分がどう生きたいのか、それが各人の、そして国や地域の大きな軸になると感じています。
楽しく、自分に正直に、周りの人々を大切にして生きる、それを実現させていくのが大切かな、、と。。

投稿: あっき | 2012年9月 3日 (月) 13時24分

あっきさんコメントありがとうございます。

> これから自分がどう生きたいのか、それが各人の、そして国や地域の大きな軸になると感じています。
> 楽しく、自分に正直に、周りの人々を大切にして生きる、それを実現させていくのが大切かな、、と。。

おっしゃるとおりだと思います。

ワタシも60年代生まれの人体実験世代です。いまのところ元気です。
元気なうちにいわなきゃいけないことはいっとこうと思いました。

投稿: romo | 2012年9月 3日 (月) 18時45分

山田貴子と共に、JIN'S PROJECTを運営している高田智予と申します。

投稿を山田より教えてもらい、読ませていただきました。
その通りだと思いました。
一人でも多くの方にこの文章を読んでいただきたいです。
そして、自分のこれからの事をきちんと考えていただくきっかけになってくれればと思います。
お名前等を伏せさせていただき、私のFBに文章をUPさせて頂くことは可能でしょうか?
もし了解いただけるのでれば、UPさせて頂きたいと思います。

私も今後は結婚して子供がほしいと考えているので、ボランティアを続けていて多少放射能の心配がないとは言えません。
しかし、あの信じがたい光景をTVで見て、実際惨状を目の当たりにして、なにかせずにはいられませんでした。
そして今に至ります。
綿新お周りにも、毎週金曜日官邸前にデモに行っている友人が何人かいます。
放射能の情報などはその友人がいつも教えてくれます。私は被災地の現状をシェアしています。

一人ひとりが、日本が良くなる為に出来ることを、出来る範囲で精一杯行う。共有する。助け合う。
私はこれがとても大切なことなのではないかと思います。

高田智予

投稿: 高田智予 | 2012年9月14日 (金) 06時43分

高田智予さんコメントありがとうございます。

今の優先順位はなんといっても少しでも多くの子供や妊婦さんを疎開させることだと思います。

政府にはその気はないようなので、みんなで情報発信、支援していかなければいけないと思います。

ワタシにはブログで小さな声で叫ぶくらいしか当面できることはありませんが、もし、お役にたてるのであれば、どうぞリンクなりコピペなりしてください。

投稿: romo | 2012年9月14日 (金) 09時23分

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