« 日焼けした自転車 | トップページ | 助手席にいるのは? »

2012年8月 1日 (水)

イスラムと犬

またまた、ラマダンなので、たまにはイスラムの話。といっても敬虔な方からはしかられるかも。

Dogs_01


良犬キトミール
http://chommage.freehosting.net/inu.html からの無断転載です。
マレーシアの方が書かれた原文は改行が無かったので、改行を付加し若干修正させて頂きました。


むかしむかし、ジョルダンに村の羊飼いがいました。

羊飼いは羊の警護のために一匹の犬を買っていました。

羊飼いは羊を連れ出すときはいつもその犬を一緒につれて出ていました。


はじめはその羊飼いは神様のことをしたっていました。

しかし、ダキヤヌス王がその国を治めるようになり、国民に国王を崇拝するようにという法律を出してしまいました。


国王はその法に従わぬものは全て重い刑を科したために、羊飼いは神様への信仰を捨て、その悪法に従うようになったのでした。


羊飼いが悪法に従うようになってからというもの、羊飼いの飼っていた犬は主人の行いがいやになってきました。


賢い犬は主人が神以外のものを信仰するときには彼から距離をおくのでした。

犬にしたとて神が主人の行いをお好きにならないということはとうてい察しがついていました。

しまいにはその犬は主人を捨てる決心をしました。


ダヤヌス王の支配下でも彼の悪法に従わない国民も何人かいました。

7人の人たちがダヤヌス王の悪法に従わずにいたのでした。

その名はマクサルミナ、タムリカ、マルトゥヌス、サブヌス、ナイヌヌス、プルヤティユヌス、そしてズヌアヌスの7人でした。彼らは決して神への信仰を捨てませんでした。

ある日のこと国王の家来がその7人のことを国王に密告しました。

彼らの一人マクサルミナは、神への礼拝を行っているときに捕まえられ、ダヤヌス王のまえに引き出されました。

マクサルミナがつかまったところを主人から逃げ出した犬は目撃してしまいました。

その犬はマクサルミナを大変かわいそうに思いました。

犬が王宮につくとマクサルミナへの取調べが聞こえてきました。

その犬はそこで交わされている会話の内容は理解できないものの、その心でダヤヌス王がその若者に強制しているものを断っていることはわかりました。

マサルミナは悪法を受け入れるのに1日の猶予を与えられ、さもなければダヤヌス王によって刑に処せられることになりました。

マサルミナはその決断をするために仮釈放されました。


帰り道、その犬は見つからないように彼の後をつけました。マサルマナに知られたくなかったからです。

マサルマナはすぐ残りの6人に会いました。そしてダヤヌス王の決定を告げました。

彼らは話し合いの結果、その夜にその土地から逃げる決意をしました。

さっきから姿を隠していた犬は彼らの行いの一部始終を聞いていました。

7人の企てはその犬にもおおよそ理解ができました。

「どこへ私たちは姿を隠せばいいんだろう」

彼らのうちの一人が聞きました。

「日が昇る方向の隣に洞穴がある。そこに姿を隠してはどうだろうか」

マクサルミナが提案しました。他の人々はマクサルミナの意見に賛成しました。そして夜が来るのを待っている間、彼らは持ち物を整えました。

準備が整うと彼らは礼拝を行い、これからの道のりの安全を神様に祈りました。

先ほどから彼らを覗いていた犬もその機を逃しませんでした。

犬も悪法を布いたダキヤヌス王から逃亡する時がきたと感じました。

すぐその後、洞穴へ移動をし始めると、後ろのほうで音がするのを感じました。

全員は隠れて誰が後をつけているのか見回しました。そこには一匹の犬がいました。

彼らは犬を追い払おうとしますが、犬は彼らの後についてきます。

犬は彼らの周りを回り、気に入ってもらおうとしました。

犬はその7人の若者たちと一緒に逃亡したかったのです。

彼らはさらに追い払おうとしますが、いっこうに犬はあきらめません。

彼らのうちの一人が

「この犬もいっしょに連れて行ったらどうだろうか。追っ手がきたときに私たちを守ってくれるかもしれない。」
と言い、他の人たちはうなずきました。

「この犬の名前をキトミールと呼ぼうよ。」

マクサルミナは言いました。

「そうだね。キトミールと呼ぼう。」

キトミールはついに彼らの後についていけるようになりました。

キトミールは彼らの安全を守ることの信頼を得て自信が生まれてきました。

キトミールは彼らのうちの一人の足をぺろぺろなめて甘えました。

すぐその後、彼らはヤジャルスの洞窟にいきました。

キトミールは彼らより先に洞窟に入り中の様子を調べました。

やっとのことで洞窟に到着しました。

「神様ありがとう。到着いたしました。神様の手によってダヤヌス王の魔の手から逃れ何事もなく洞窟につくことができました。」

タムリカが言いました。

「どうかやつらが私たちを見つけることができませんように。。」

マルトゥヌスが言いました。キトミールも疲れが出ており、7人の若者たちが到着し、眠りにつくのを確認すると洞窟の入り口で眠りました。

朝がきて昼になりました。それでも若者たちは起きません。


神様の手により彼らは309年間の眠りについたのでした。

神様は彼らに神の存在を示すために眠りの時間を延ばして見せたのでした。このようにして、彼らの信仰心は守られ、不穏な社会から逃げることに成功したのでした。



彼らの不思議な物語はコーランのカーフィ章10節から20節までに啓示されているのです。



コーランには上記のような記述はあっても犬を禁忌とする記述はありません。
故にワタシは犬飼ってます。

写真の犬は良犬キトミールではありません。駄犬Cookie & Luckyです。


にほんブログ村 海外生活ブログ インドネシア情報へ   にほんブログ村 海外生活ブログ バリ島情報へ

|

« 日焼けした自転車 | トップページ | 助手席にいるのは? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 日焼けした自転車 | トップページ | 助手席にいるのは? »