バンドン ( Bandung ) の借家にいた幽霊
ワタシが Bandung にいたころ借りてた家は、外国人向け借家が多くある地区にありました。山荘風の外観で、リビングが3つ、ダイニングが2つ、寝室が6つ、お手伝いさん部屋が2つ、クルマが2台入るガレージと、アボガトとドリアンの木がある広い庭と、古いけれどたいへん豪華な家でした。(家賃は東京でワンルームを借りるより安かったんですが...。)
昼間はほぼ毎日コーディネーターのU氏や仕事関係の人が数人来ますが、夜は住み込みお手伝いのお兄ちゃんと当時の彼女と3人でだけでこの広い家で過ごしてました。
この家では、3人とも居間にいるのに中2階へ昇る階段からギギッギギッっと音がしたり、朝起きると閉めたはずの水道がちょろちょろ出ていたり、急に使っていないベッドルームの電気が点いたり、などの現象が毎日のようにありました。なぜかその時は怖いとも思わず、あまり気にもしていませんでした。
しかし、ワタシが帰国のある日、この家で日本へ送る骨董品の修繕をしていたD氏が、お手伝い部屋で仮眠をしていたら、
「髪の長い女性に馬乗りになられて首を絞められる。」
という事件がおきました。もがいているうちに女性は消えたそうです。電話で呼ばれたU氏も首のアザを確認したそうです。
いくらなんでもヤバイと感じたU氏は翌日ドゥクンを呼んで、この家の除霊を頼んだそうです。
ドゥクン氏によると
「不幸な死に方をした女性の霊でまだしばらくは出てくるかもしれないが、もう悪さはしない。」
とのことでした。ドゥクン氏のいうとおりその後怪現象はなくなりました。
この事件のあとで訊いたのですが、そもそもこの地域は独立戦争のときに激しい戦闘があって多くの方が亡くなった場所なので、地元の人は住みたがらない。外国人向け借家が多いのはそのためなんだとか.......。
知らない土地で借家を借りる際はご注意下さい。
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