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2008年9月17日 (水)

クリス - Keris -


ジャワの伝統的な刀です。武器というよりも精神的なシンボルの色彩が強いようです。
今でも、たまに警備員などが帯刀しているのを見かけます。

中央ジャワ、ジョグジャカルタの刀工によって魂を込められたクリスは不思議なチカラを
持つそうです。
ワタシも当時クリスにまつわる不思議な話は幾つも聞きました。また山中にクリスを放置し
それが持ち主の自宅へ帰ってくる実験を実際に行った話がリー・クーン・チョイ氏が著した
「インドネシアの民俗」という本に載っています。

バンドンにいたときこのクリスに興味を持ち、ひとつ手に入れたいと思いました。
しかし、現地スタッフのU氏が「魂のこもったほんのものクリスは持ち主を選ぶ...。
もし、クリスに気に入られなかったら、クリスはあなたを傷つけるだろう....。
そのキズはインドネシアではたいしたことがなくとも、日本に帰ってから大変なことに
なるだろう...。
だから、興味本位でクリスなど買わない方がいい....。」
っということで、そのときは忠告に従いました。

でも昨今、ひとつ欲しいなあと思っています。キャンプでコレ使ってたらかっこいいでしょ...
でもMamaは絶対にダメだって....。

義父もクリスを持っていましたが、寄る年波で毎日のマンディ(行水)などのメンテがおろそかになったら、
夜な夜な暴れ出すようになり、手に負えないので、最後には適切に管理できる人に譲ったそうです。


Lee Khoon Choy氏はかつて駐日シンガポール大使をされていた方で、1970年から4年間は
在インドネシア大使をされていました。そのときの取材・研究をまとめた著書がこの
「インドネシアの民俗」です。

リー・クーン・チョイ著 伊藤雄次訳 「インドネシアの民俗」 サイマル出版会


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