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2007年9月29日 (土)

ニャイ・ロロ・キドゥル - Nyai Roro Kidul - 「南海の女王」

インドネシア、ジャワ島の海の女神。

ニャイ・ロロはジョグジャカルタの王家と街を守っていると云われていますが、
一旦不敬に怒るととんでもない災難をもたらすそうです。

ジョグジャカルタの王宮にはスルタン(王様)がニャイ・ロロ・キドゥルに会いに
行くために海まで通じている秘密のトンネルがあると云われています。

ジャワの人々は一応にこのニャイ・ロロ・キドゥルを恐れています。
ジャワ島南岸の海で泳ぐことを嫌います。
また海岸に近づくときはニャイ・ロロが好む緑色は身につけないよう
気をつけるそうです。

2006から2007にかけてジョグジャカルタが地震や噴火また飛行機事故などに
見舞われているのは現スルタンがニャイ・ロロをおろそかにするからだ。
っと本気で言っている方もいます。


バリビーチホテル(現グランドバリビーチ)の火事

1992年、マンクゥ・マデ・ウィリャ - Mangku Made Wirya -という僧侶が
バリビーチホテル(現グランドバリビーチ)を訪れ、

「私はニャイ・ロロ・キドゥルと交信した。ジャワの南海の女王は、
バリに立ち寄った際の宿としてこのホテルの327号室と2401号室を所望している。
この両室をニャイ・ロロ・キドゥルに捧げなさい。」

327号室は10階建てのタワー。2401号室はコテージです。
当時国営だったこのホテルの支配人はそんなハナシ全然相手にしなかったそうです。
すると、いくつかの奇怪な出来事が続いた後、1993年1月20日の火災発生!!
タワーは全焼してしまったそうです。

不思議なことに業火の中で327号室は全く無傷。2401号室を含むコテージ群には
延焼しなかったそうです。また、これだけの火事にもかかわらず、
一人も死者が出なかったとのことです。

現在はグランドバリビーチの2401号室はニャイ・ロロに捧げられ、一般の宿泊は
できないそうです。(見学は可能だそうです。)

Mamaがシェラトンで働きだしたのはこの年の9月からなので、この火事のときは
まだ、バリにはいなかったそうです。もちろんMamaもこの話は知ってました。

興味がある方は、こちらの方がこの件をよくまとめてられます。

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コメント

ニャイ(臣下)・ロロ・キドゥルは正確にはラトゥ(女王)・キドゥルと言います。

ラトゥ・キドゥルの伝説はマタラム王朝に由来するので、ジョグジャカルタ王宮だけでなく、スラカルタ王家にもさまざまな伝承があります。スラカルタ王家で毎年王の即位記念日にのみ上演されるブドヨ・クタワンは、王と女王の交信を描いており、女王によって王権が正統化されることがテーマになっています。

ですので、南の海岸沿いだけでなく、スラカルタ王宮内、またスラカルタ王家にゆかりの土地でも(山地であっても)、関係者が緑の服を着ることはタブーになっています。(ジョグジャ王宮内、王宮ゆかりの土地については私は知りません。)

なお、現在のニャイ・ロロ/ラトゥ・キドゥル伝説は、さまざまな民間伝承や王家の伝承が入り混じっているので、呼称にしろ、女王の容貌についての描写にしろ、一定ではありません。

投稿: michi | 2007年9月30日 (日) 14時23分

michi さんコメントありがとうございます。
確かに Nyai Roro Kidul は Kanjeng Ratu Kidul をはじめ
さまざまな別名があり、また、その逸話も単一ではないすね。
西ジャワでは実在の王女が元になった話もあります。
話が複雑になるので、ジョグジャで一般的に呼ばれている
Nyai Roro Kidul として紹介させて頂きました。
私はSoloの情報には疎いので、後でblogを拝見させて頂きます。

投稿: romo | 2007年10月 1日 (月) 11時27分

今日、Nyai Roro Kidul の孫が
遊びにきました
私たちを心配してきたのでしょうかね。

投稿: ショウ | 2011年3月15日 (火) 22時33分

Nyai Roro Kidul の孫?
誰だ?

投稿: romo | 2011年3月16日 (水) 07時05分

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