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2007年8月 1日 (水)

笹の花 怪奇 -夏なのでちょっと涼しい話の備忘録 2-

小学生のころは茨城県北部に住んでいました。
近くに山もあり、海もある自然に恵まれた環境でした。1970年ごろの話です。

そのころは、まだ炭坑の廃坑があちこちにあり(まだ操業している炭坑もありました。)、
ボタ山で化石を拾ったり、ガスマスクやヘッドランプなんかを拾ったりして遊んでました。

小学校5年生くらいのある日、友達7~8人で山へ入りました。
たぶん、クワガタムシ採取ポイントの新規開拓が目的だったと思います。

里山の畦と林の間に笹の花を見つけました。”ウルトラQ”に笹の花が咲くと不吉だとか、
見ると死ぬとかゆうような話があったのを思いだし、イヤ~な感じになってました。

さらに進むと道は、植林された杉林の細い山道(シングルトラック)となりました。
高い杉に覆われ薄暗くなったその道を進んで行くと、先頭を行ってた友達が

「うぎゃ~ああああああ~!!!!」

っと悲鳴を上げて走ってきました。
私は最後部のほうにいたのですが、なんだかわからないままとにかく走りました。

そのときは、きっとスズメバチだろうと思ってました。
ようやく里までおりてきて、みんなゼーゼーハーハーでしたが、
先頭を行ってた友達に「なんだった!?」っと訊くと、
涙声で「......炭坑夫.....。」っと言ってそのまま家へ帰ってしまいました。

翌日学校でもだれもこの出来事を話題にしませんでした。笹の花を見たことは
親にも話しませんでした。
それ以来二度とその林道へは行きませんでした。

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